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2021.03.11
カテゴリ：ブログ
反り腰が引き起こす重大な障害
大船駅徒歩4分 整体GuestRoom
本日もブログをご覧いただきありがとうございます^ ^
反り腰という姿勢は、ご存知でしょうか？
もしあなたが腰痛持ちで
整体やマッサージなどに行かれているのなら
「反り腰ですね」と言われたことがあるかもしれません。
簡単に言うと、腰が前に反りすぎている姿勢です。
実は、この反り腰、腰痛の原因になるだけではなく
様々な痛みの原因になってしまう
危険な姿勢ということを
あなたは知っていますか？
それはどのような？
当院に来る、反り腰の患者さんの
腰痛以外で多い悩みが
「首の痛み」
「膝の痛み」
このような反り腰とは関係なさそうな部分の痛みを訴える方が多くいます。
反り腰から始まる首痛や膝痛は
反り腰が治らなければ、完治することはできません。
それは反り腰という姿勢不良の特徴に
痛みの原因が隠されているからです。
反り腰の特徴 首痛
人の身体は腰が反ってくると、
身体が、くの字になって後ろに倒れないように
肩を前に出しバランスを取ります。
肩＝肩甲骨が前に出ると
頭も引っ張られて前方に出てしまうんです。
そうなると首はストレートネックの状態になるので
首の筋肉が前方に引っ張られすぎて
首の痛みや肩こりになるわけです。
反り腰の特徴 膝痛
腰が反ると骨盤前傾といって骨盤が前に傾いていきます。
人体の構造上、骨盤が前に傾くと、
足が内股になるようになっているんですね。
内股になると、つま先も内側を向くと思いますが、
それだと歩きにくいので、つま先は外を向こうとします。
膝上は内側、膝下は外側に向くと、
中心の膝は雑巾絞りのように、ねじれてしまうんです。
この膝ねじれが膝痛の原因です。
さらに反り腰が慢性化すると
ここまで読んでくれたあなたはわかると思いますが
このように反り腰が原因の場合
首痛に対して首をマッサージしたり
膝痛に対して膝をマッサージしても
残念ながら症状の根本改善にはなりません。
そして、大変なのは反り腰が慢性化してしまうこと。
反り腰を作る筋肉達が、
身体に形状記憶してしまいます。
医学的観点でいうと
ウォルフの法則といわれ
「骨はそれに加わる力に抵抗するのに最も適した構造を発達させる」
ちょっと難しいですが、分かりやすく言うと、
「あなたがもし長い間、悪い姿勢の生活を続けていたら
その悪い姿勢の型に骨が変形していく」
というもの。
つまり、反り腰の姿勢が慢性化していくと
反り腰の形に骨の形が変わっていってしまうということです。
あなたも背中が異常に丸まった高齢者の方を見たことありませんか？
あのような方は筋肉など軟部組織の問題ではなく
骨が変形してしまっているわけです。
O脚やX脚など、足のスタイルの悩みも同じです。
整体などで治るO脚などは、筋肉が原因のもので、
骨の形が変わってしまっていると改善は難しいです。
正直そうなると、整体などの手技療法は管轄外だと思ってください。
まとめ
このように、反り腰の姿勢でいることで
腰痛だけではなく、身体の至る所に不調がおきます。
メリットは何一つありません。
もしあなたが、反り腰なら
腰痛以外にも、身体に出ている痛みは
反り腰が原因かもしれませんよ。
今回お話した、様々な部分に痛みが広がったり
骨自体が変形していってしまう前に
反り腰は今すぐ治してくださいね。
